がっちりマンデー:あやしい水ビジネスで紹介された除菌剤が凄いと話題に

2021年3月28日放送のTBS・がっちりマンデーは、「あやしい水」ビジネスの現場に潜入という内容でした。
そこで紹介された3つの水ビジネスの内容・商品を個人的メモ代わりにまとめました。
海水魚も淡水魚も育つ水

出典:がっちりマンデーより。
岡山理科大学で海水魚も淡水魚も育つ第3の水を作っていました。
その水の作り方は、普通の水に「ナトリウム」「カリウム」「カルシウム」を入れて作ります。
これらをバランス良く混ぜ、海水の1/4の濃度になるよう、普通の真水に混ぜるだけなんだそうです。
岡山理科大学・山本教授によると、
「海の魚って過酷な環境下なんです。海水の塩分濃度は魚の体液濃度の3.5倍あります。そういう厳しい環境下で大量の水を飲んで、水が抜ける。そうするとエネルギーを消費する。これが一番大きいですよね。」
「(第三の水なら)成長が早いです。海水で飼うよりも早いです。」
この第3の水は、魚の体内の塩分濃度とほぼ同じなので、海水魚も淡水魚も必要以上の水の出し入れがなく、ストレスが少ないため、元気に育ち、早く大きく成長するのだそうです。
さらに、廃棄した時に塩害のリスクも低く、山奥など、海のない場所でも育てることが出来ます。
森永さんによると味の方も問題なく、この第3の水で、海の魚も川の魚も野菜も育つということで、過疎化した町全体が儲かる仕組みが作れるそうです。
真水にナトリウム・カリウム・カルシウムをバランス良く混ぜた水(※濃度は海水の1/4)で、海水魚と淡水魚を元気に大きく育てることが出来る。
菌を見つけた時だけ除菌剤になる水

出典:がっちりマンデーより。
アース製薬で除菌剤になる水が作られていました。
その商品は昨年末に発売された「アクアクリエイト(業務用)」。
価格は1600円で、すでに1万個売れているそうです。
川端社長によると、
「普段は99.9%水です。ノンアルコールですし、安全性も非常に高いということで、非常に優れているんじゃないかなと思っております。」
と話し、その水の中には「MA-Tシステム」という成分が入っているとのこと。
MA-Tシステムとは?

出典:がっちりマンデーより。

出典:がっちりマンデーより。
MA-Tシステムとはなんなのか?日本MA-T工業会の安達さんによると、
「99.99%の水と0.01%の除菌消臭成分(亜塩素酸イオン)が入っています。」
「その亜塩素酸イオンが、必要な時に必要な量だけウイルスとか菌を叩く成分に変わる。菌がいなくなったらMA-Tがそこでストップして、じーっと菌が来るまで待っている。」
と話していました。
詳しく説明すると、亜塩素酸イオンの中には菌を攻撃する「水性ラジカル」という成分が1%入っており、これが必要な時に必要な量だけウイルスや菌を叩く成分に変わるんだそうです。
そして菌がいなくなったらそこでストップして、また菌が来るまで待っている状態になります。
その除菌効果は、新型コロナウィルスにも効果があることが実証されています。(※大阪大学 微生物病研究所による検証)
アルコール除菌は引火する可能性がありますが、MA-Tはほぼ水なので安全なため、飛行機やホテルの客室などでも利用されているそうです。
他にも髪に使ったり、災害でお風呂に入れなかった時の皮膚のケアにも使えます。
配合次第では今後もさらに可能性が広がるということで、ガッチリなんだそうです。
MA-Tシステムとは、必要な時に必要な量だけ菌を叩く成分に変わるシステムのこと。
アルコールフリーで、ほぼ水なので、色々な場所・物に使える。
※その他、大手サイトで買えるMA-T除菌スプレー一覧↓

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空気から飲み水を作る機械

出典:がっちりマンデーより。

出典:がっちりマンデーより。
空気から飲み水をつくる機械の名前は「エアリス」。
品川にあるアクアテックがこの機械を作っていて、営業部の天野さんによると、
「空気と電気さえあれば、どんどん水が作れる。」
と話し、平均して1時間で500mlの水が作れるそうです。
実際に番組スタッフが、機械のタンクの水を全部抜いてどれくらい水が作れるか検証したところ、1時間でペットボトル1本分の水が出来ていました。
空気から水が作れる原理とは?

出典:がっちりマンデーより。
空気から水をつくる基本的な原理は「結露」で、温度差を利用して結露する部分の水をスピーディーに取り出して、飲料水を大量に作り出しているそうです。
詳しくはアクアテックの企業秘密ですが、聞き出せたポイントとしては「空気を取り込んでも温度差を保つ」ことなんだそうです。
気になる電気代は、月に24リットル作って約900円。
1日約30円で水が飲めます。
このエアリスは2019年6月に発売してから、300台出荷しているそうです。
空気中の水分を取り出しているので、水はキレイで、フィルターも汚れにくく、交換は1年でOKなんだそうです。
高性能フィルターを通すので、空気清浄機としての効果もあります。
アクアテックはさらに10倍の量を製水するマシーンも開発しており、シャワーや洗い物にも使えるということで、災害時や工事現場などでも売れているそうです。
今後は海外の販売も視野に入れていて、ガッチリなんだそうです。
アクアテックのエアリスは、空気から水をつくることが出来る機械。
基本的な原理は結露で、温度差を利用してスピーディーに水が取り出せる。
1時間に約500mlの水を作れて、電気代は月24リットル作って約900円。
フィルターは1年交換で、空気清浄機の効果もある。
がっちりマンデー あやしい水ビジネス特集 個人的感想まとめ

というわけで、2021年3月28日放送のがっちりマンデーで特集していた、「あやしい水ビジネス」の内容まとめでした。
個人的にはアクアクリエイトのMA-Tシステムは、アルコールを使わないので手も荒れないし、ペットや赤ちゃんに使っても安心ですし、どんな場面でも使えて、かなり将来性がありそうだなと思いました。
実際にMA-Tの除菌消臭スプレーは、高い安全性が求められるANAの飛行機やラウンジ内でも使われている※ので、かなり信頼性は高いと言えますね。
エアリスに関しては、「本当にキレイでおいしい水なのだろうか?」という素朴な疑問はありますが、安全でおいしい水なのだとしたら、普通にウォーターサーバーを設置するよりも安くて、ボトル交換の手間もないですし、空気清浄機代わりにもなって、なかなかお得だとは思いました。
それでは!
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