【主治医が見つかる診療所】肺の代謝&免疫力UP 4つ方法とは?

2020年5月放送、テレ東・主治医が見つかる診療所で「肺を若返らせて病気に強い体になる!4大メソッド」が放送されていました。
かなり濃い内容で、免疫力UP&ウイルス対策としても、肺の健康維持方法は気になったので、4大メソッドについてまとめました。
番組主治医が強くオススメするのが、肺を丈夫にすること!
https://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/backnumber/index.html?trgt=20200528
肺を丈夫にすると、免疫力アップが期待できるため、感染症から身を守ることに繋がり、
重症化を避けられる可能性があります。
方法1:鼻歌を歌う


呼吸器外科・奥仲哲弥医師によると、肺年齢を若返らせるのにオススメの方法は「鼻歌を歌うこと」だという。
鼻歌を行うことで、自然と横隔膜が鍛えられて、肺年齢の若返りに繋がるとのこと。
そして、さらに大事なことは、「吐ききる事」。
鼻から吐いていくのは意外と大変なんだそうです。
奥仲医師はいつも「海」を鼻歌で歌っているという。
「海は広いな大きいな。」
海は広いなで5秒くらい。大きいなで5秒。合わせて10秒かけて歌いきると、肺年齢は30~40代になるという。
自宅で気軽に出来ますし、道具も不要で、歌詞を覚えなくていいので、非常に簡単なのが良いですね。
肺年齢を若返らせるにはおススメなのが鼻歌。大事なことは吐ききること。奥仲先生は海を鼻歌で披露した。ポイントは一息でなるべく長く歌うこと。
https://kakaku.com/tv/channel=12/programID=5163/episodeID=1368646/
方法2:海女さんの口すぼめ呼吸

池袋大谷クリニック院長・大谷義夫医師によると、海女さんの呼吸法「口すぼめ呼吸」を行うことで、圧力がかかり、空気の通り道である気道が広がるという。
口すぼめ呼吸のやり方↓
- 2秒かけて鼻から息を吸う。
- 口をすぼめて6秒かけて息を細く長く吐く。
これを10回程度行うと良いそうです。
応用編:口すぼめ呼吸+腹式呼吸のやり方

また応用編として、内科・漢方内科の石原医師によると「口すぼめ呼吸+腹式呼吸」を同時に行うと簡単に呼吸筋を鍛えられるという。
口すぼめ呼吸+腹式呼吸のやり方↓
- お腹にたくさんの空気が溜まるようにイメージし、鼻から息を吸い、お腹を膨らます。
- 口をすぼめながら息を吐く。この時、お腹に溜まった空気を出すようにイメージし、お腹を引っ込める。
これを1日5回行うと良いそうです。
誰でもカンタンに呼吸筋を鍛える方法を紹介。肺広げることが大切なので口すぼめ呼吸+腹式呼吸を同時に行う。おなかに空気がたまるようにイメージし鼻から息を吸いおなかを膨らます。口をすぼめながら息を吐くおなかに溜まった空気を出すようイメージしおなかを引っ込める。1日5回程度行うと効果的だそうだ。
https://kakaku.com/tv/channel=12/programID=5163/episodeID=1368646/
応用編2:シャボン玉トレーニングのやり方

さらに応用編として、家で簡単に呼吸筋を鍛える方法に、シャボン玉トレーニングというのがあるそうです。
シャボン玉トレーニングのやり方↓
- 一息で大きなシャボン玉を膨らます。
- ポイントはシャボン玉を大きくするために細く長く息を吐くこと。
これを一息で行うと、呼吸筋を鍛えるのに効果的なんだそうです。
方法3:巻き肩を改善する大胸筋ストレッチ

北里大学・高平尚伸医師によると、現代人はデジタル化の影響で、巻き肩が多く、浅い呼吸の人が多いのだという。
この巻き方を改善する「大胸筋ストレッチ」を番組では紹介していました。
大胸筋ストレッチのやり方↓
- 手を体の後ろで組み、できるだけ大きく息を吸い込む。
- 10秒ほどかけて、ゆっくり上を向き、息を吐きながら腕を上げていく。
- この時、肩甲骨を寄せるように意識することがポイント。
- 大きく2~3回呼吸をする。
後ろで手を組めない人はタオルを使ってもOKです。
大胸筋ストレッチで巻き肩は改善できる。手を後ろで組み息を吸い込む。ゆっくり上を向き息を吐きながら腕をあげていく。肩甲骨を寄せて上げていくのがポイント。手を組めない人はタオルをつかっても良い。
https://kakaku.com/tv/channel=12/programID=5163/episodeID=1368646/
応用編:肩甲骨引き寄せストレッチのやり方

さらにもう一つ、巻き肩を改善する「肩甲骨引き寄せストレッチ」のやり方も紹介していました。
肩甲骨引き寄せストレッチのやり方↓
- タオルを肩幅よりやや広めに持つ。
- そのまま両手を頭の上に持ち上げる。
- 両ひじを曲げて、タオルを頭の後ろに下ろす。
- この時、なるべく胸を張るように意識する。
この2と3の上げ下げ動作を、ゆっくりと10回程度行うのが良いそうです。
応用編2:脇腹ストレッチのやり方

ひめのともみクリニック院長・姫野友美医師によると、肋間筋を伸ばして、肋骨を広げる運動をすることで、胸郭が広がり、呼吸がしやすくなるという。
脇腹ストレッチのやり方↓
- 片方の手を頭の後ろ、反対の手を腰にあてる。
- 息を大きく吸う。
- 息を吐きながら脇腹を伸ばす。
これを左右2回ずつ、1日3回程度行うと良いそうです。
また、循環器内科・秋津医師によると、この運動をやる時に、自分の指で肋骨と肋骨の隙間の筋肉にあてると、肋間筋、いわゆるカルビの部分が指で触れますから、これを意識しながら行うと、より肋間筋を柔らかくするのに効果的なんだそうです。

方法4:アンチエイジングヨガ(123体操)

かわむらクリニック・川村明院長によると、アンチエイジングヨガで肺の周りを柔らかくして、深い呼吸が出来るようになるという。
アンチエイジングとは川村医師が独自に考案したヨガで、「体を動かしながら、優しいゆっくりした動きで行うヨガ」なんだそうです。
アンチエイジングヨガ(123体操)のやり方↓
- 足を肩幅よりも広く、つま先の角度は45度にして立つ。
- 大きく胸を張って、背筋を伸ばし、ゆっくり息を吸う。
- ゆっくりと息を吐きながら、尾てい骨を両足のカカトの間におろす。(※自分がおろせる範囲で)
- その体勢のまま、両手で太ももを3回叩く。
- ゆっくりと息を吸いながら立ち上がる。
- ゆっくりと息を吐きながら、お尻を3回叩く。
これを1日2~3セット行うと良いそうです。
体を叩くことでアドレナリンが上がって、代謝&血流が上がり、内臓脂肪も燃え、自然と深い呼吸が身に付いてくるという。
応用編:アンチエイジングヨガ2(胸張りのポーズ)


胸張りポーズのやり方↓
- 椅子に浅く腰掛け、お腹に力を入れて背筋を伸ばす。
- 両手を首のうしろに軽くあてる。
- 大きく息を吐きながら背中を丸める。
- 5秒キープする。
- 大きく息を吸いながら上体を起こす。
- この時、胸を張り、肩甲骨を寄せることを意識するのがポイント。
- このまま5秒キープする。
これを1日3回程度行うと良いそうです。
※川村医師の最新著書↓
【主治医が見つかる診療所】肺を若返らせる方法まとめ

改めて、主治医が見つかる診療所で紹介されていた、肺を若返らせる4大メソッドをまとめると以下になります。
- 鼻歌を歌う
- 海女さんの口すぼめ呼吸
- 巻き肩を改善する大胸筋ストレッチ
- アンチエイジングヨガ(123体操)
どれも自宅で簡単に出来るものばかりなので、継続して続けていきたいと思います。
おまけ:口腔内の免疫力を上げる方法

番組の最後に、秋津医師がオススメする、口腔内の免疫力を上げる方法として、
- 昼間はこまめに少量ずつ水分を摂る。
- 夜間は口が開いて寝てもいいように、寝室の加湿をする。
口の中が乾燥すると免疫も働かなくなるので、
この2つを守ることで、口腔内の免疫状態を健全に保てるそうです。
こまめな水分補給は意外と忘れがちなので、意識してやったほうが良いですね。
というわけで、主治医が見つかる診療所で放送された肺を若返らせる方法まとめでした。
それでは!
※秋津医師の人気著書↓