【今でしょ講座】正しい歯磨き法&呼吸筋ストレッチのやり方まとめ

出典:林修の今でしょ!講座より。
2020年12月8日放送、テレ朝・林修の今でしょ!講座で、「コロナ・インフル対策になる正しい歯磨き方法&秋野暢子さんの呼吸筋ストレッチのやり方」が特集されていましたので、内容をわかりやすくまとめました。
ウイルス撃退!正しい歯磨き方法・口腔ケアの注意点
サウラデンタルクリニック、院長の堀滋先生が、番組で解説していた、正しい歯磨き方法や口腔ケアのポイント(注意点)まとめです。
朝ついやってしまいがちな危険な行為

堀滋先生によると、夜暖房をつけて寝て、朝起きてすぐに水(飲み物)を飲む行為は危険だという。
口の中の細菌の量が増えてしまっているので、その細菌を飲み込んだ場合、胃酸で死なずに腸まで到達することがあるそう。
対策としては、朝、水を飲む前に歯磨きやうがいをしてから水を飲むのが良いそうです。
口閉じてリラックスした状態で舌の位置はどこにある?

堀先生によると、口を閉じてリラックスした状態で、舌の位置が下に付いている人は要注意だという。
口から入った細菌が舌でガードされずに口の中が乾燥しやすくなり、結果的に細菌が増えてしまうとのこと。
特に最近はマスクを付けているので、息苦しさから口呼吸をしている人が多く、舌が下にある場合、細菌が増えやすい環境を作ってしまう恐れがあるという。
舌の位置を改善する「あいうべ体操」のやり方

- 口を大きくあけて「あ」の口にする。
- 口を横に広げて「い」の口にする。
- 唇をとがらせて「う」の口にする。
- 最後に舌をまっすぐ前に出して「べ」の口にする。
- これをお風呂などで30回繰り返す。
堀先生によると、「べ」のときに舌をまっすぐ出せない人は舌の筋肉が落ちている可能性があるそうです。
歯を磨く時の強さは?

堀先生によると、歯を磨く時は優しく磨くほうが良いそうです。
強く磨きすぎると、エナメル質が傷つき、歯茎が痩せてしまう原因になるそう。
より効果的に汚れが取れる!正しい歯磨きの仕方

歯ブラシは握り持ちではなく、鉛筆持ちで持つと力が入りすぎず優しく磨けるので良いそうです。
歯に歯ブラシを当てる時は、毛先をななめ45度くらいに当てて、ヒジを締めて、バイオリンの弓をひくように磨くと良いそうです。
力で磨くのではなく、毛先の弾力で磨くのがポイント。
歯ブラシは濡らして使う?

堀先生によると、歯ブラシは使わない間にカビや雑菌などで汚れてくるため、使う前に水で軽く洗い流してから使ったほうが良いそうです。
コロナ禍の今、意識すべき「歯みがき5原則」

- ブラッシングは口を閉じる。
- 家族の歯みがきの時間をずらす。
- うがいは腰を低く。
- 歯みがき粉は一人一つ。
- 歯ブラシにはキャップをつける。
堀先生によると、口を閉じることで、口の筋肉も鍛えることが出来るそうです。
うがいを高い位置で吐くと、洗面所にウイルスが飛び散る可能性があるので、低い位置からソフトに吐き出すのが良いそうです。
子供にキスをすると虫歯はうつる?

堀先生によると、子供の歯が生えそろう時期に虫歯菌を持った大人がキスをすると、子供に虫歯菌がうつって定着してしまう可能性があるそうです。
なので、口腔ケアをした上で接するのが重要とのこと。
舌みがきはしたほうが良い?

堀先生によると、舌の表面の舌苔には食べかすや細菌が付着して口臭の原因になるが、たくさんは付着しないため、1日1回舌を優しくみがけば十分掃除できるとのこと。
寝ている間の細菌の増殖を抑えるため、夜のブラッシングと一緒にやるのがベストだそうです。
また、研究段階ですが、舌を磨くことで新型コロナの感染予防にも期待できる可能性があるそうです。
歯ブラシと電動歯ブラシはどっちが良いの?

堀先生によると、電動歯ブラシを普通の歯ブラシのように動かしてみがくのは良くないそうで、1歯ずつゆっくり動かして使うのが正しい使い方なんだそうです。
なので、早くみがきたいという理由だけで電動歯ブラシを使うのはやめたほうがいいとのこと。
歯ブラシの正しい交換のタイミング

堀先生によると、歯ブラシは毛先の弾力が命。
約1ヶ月くらいを目安に、弾力の変化を感じたら早めに交換するほうが良いそうです。
ちなみに堀先生は普通の手動の歯ブラシを使っているそうで、脳トレも考えて、磨いているときに五感を働かせて、脳の老化防止のためにも行っているそうです。
※【番組で紹介】堀滋先生のデンタルケア著書↓
秋野暢子さん考案!10秒で肺を鍛える「呼吸筋ストレッチ」のやり方
女優の秋野暢子さんが考案して本でもベストセラーになっている、肺を鍛える「呼吸筋ストレッチ」のやり方です。
※【今話題】秋野暢子さんの呼吸筋ストレッチ解説本↓
肩を使った呼吸筋ストレッチ

- 鼻から4秒間息を吸いながら、肩をゆっくり上げる。
- 口から6秒間息を吐き、肩甲骨を寄せながら、ゆっくり肩を落とす。
首を使った呼吸筋ストレッチ

- 両足を肩幅に開いて小指が平行になるよう真っ直ぐに立つ。
- 鼻から4秒間息を吸いながら、首を横にする。
- 口から6秒間息を吐きながら、もとに戻す。
- 注意点として肩は動かさず、首だけ回す。
- 左右均等に1日4~5回行う。
息切れ対策にも役立つ 胸のストレッチ

- 両手を胸に置く。
- 鼻から4秒間息を吸いながらアゴを上げる。
- このとき、両手で胸を押さえる。
- 口から6秒間息を吐きながら、顔を戻す。
- 動きが辛いと思ったら、座って行ってもOK。
全身に血液が回るので、手足の冷えや肌のくすみ改善にも効果が期待できるそうです。
肩こり改善も期待 背中・胸のストレッチ

- ヒザを軽く曲げて立つ。
- 両手を組んで、鼻から4秒間息を吸いながら伸ばす。
- このとき、お尻を突き出さず、大きなボールを抱えてるイメージで。
- 口から6秒間息を吐きながら、手を胸元に近づける。
息を吐く筋肉をほぐす 体幹のストレッチ

- 足を肩幅に開いて、頭の後ろで手を組む。
- 鼻から4秒間息を吸い込む。
- 口から6秒間息を吐きながら、手の甲を上に向けて上げる。
- 息を吐く時は「シュー」といいながら吐く。
- 余裕がある人は、あげた手を後ろに引くとさらに効果的。
代謝アップが期待できる 胸壁のストレッチ

- 両手を後ろで組む。
- 鼻から4秒間息を吸い込む。
- 口から6秒間息を吐きながら、両腕を後ろに伸ばす。
- このとき、肩甲骨を締めて、胸を開く。
秋野暢子さんによると、これらのストレッチをする時は、使っている筋肉を意識しながら行うとより効果がUPするそうです。
ちなみに呼吸筋ストレッチの応用編など、さらに詳しいやり方は公式動画でも解説していますので参考までに。
というわけで、2020年12月8日放送の林修の今でしょ!講座で特集していた「正しい歯磨き方法・口腔ケア&肺を鍛える呼吸筋ストレッチのやり方」まとめでした。
それでは!