【TVで解説】血管拡張物質 一酸化窒素(NO)を増やす運動とは?

2020年1月12日放送のTBS系列「健康カプセル!ゲンキの時間」で、一酸化窒素(NO)について話題になっていました。
番組では、「血管拡張作用のある一酸化窒素を増やす運動」についても解説していましたので、個人的メモも含めて放送内容をまとめてみました。※
※過去にこの番組でやっていた別の運動方法も合わせてまとめました。
【血管拡張】一酸化窒素(NO)とは?

一酸化窒素(NO)とは、血流を良くしたり、血管をしなやかにする作用があるため、心臓や脳の血管の病気予防にもなる大事な物質です。
一酸化窒素は筋肉運動をすることで、血管の内皮細胞から分泌されます。
NOには、血流を良くしたり血管をしなやかにしたりする働きがあるため、血管を若返らせ心臓や脳の血管の病気予防につながります。さらに、NOによって全身の抹消血管が広がるので、高血圧の予防・対策や、冷え症、腰痛、肩こりの改善にも効果が期待できます。
https://hicbc.com/tv/genki/archive/200112/
池谷敏郎氏によると、筋肉運動において、血管の内皮細胞から一酸化窒素が分泌され、血流を良くしたり、血管をしなやかにする働きがあるという。
https://kakaku.com/tv/channel=6/programID=32014/episodeID=1329337/
そんな一酸化窒素を増やす運動について、テレビで放送されていた内容を以下にまとめてみました。
【超簡単】一酸化窒素を増やす運動のやり方
番組では池谷敏郎医師が、一酸化窒素を分泌させて血管を若返らせる運動「ライズ・ストップ&ロアー」のやり方について解説していました。


一酸化窒素を分泌させて血管を若返らせる、「ライズ・ストップ&ロアー」の手順。
- かかとを上げて15秒停止。
- かかとを落として5回上げ下げする。
最初にかかとを上げて15秒間しっかり静止するのがポイント。
かかとを上げたときに血流が一旦緩やかになり、そこからかかとを上げ下げすることで、血管がマッサージされて、一酸化窒素(NO)がより出されるとのこと。
【応用編】上半身の動きも組み合わせた血管若返り運動方法
「ライズ・ストップ&ロアー」の応用編として、過去にも放送していた「いばったポーズとOh!Noのポーズ」を合わせた、かかと上げ運動も紹介します。
- 両腕を組んで肩を上げ下げする「いばったポーズ」
- 外人の「Oh!No!」のようなポーズをして、肩を上下させる。
- 上記の2つの動作と、かかと運動の動きを一緒に行う。
- 朝晩それぞれ10回ずつ行う。
かかとの上げ下げがポンプの役割を果たして、血液を上に上げて、さらに肩の上げ下げ運動を加えることで、より、体の血流が良くなって、NOが出てくるという運動です。
【ゲンキの時間で話題】血管若返り運動まとめ

ゲンキの時間で紹介されていた血管若返り運動をまとめると以下になります。
- ライズ・ストップ&ロアー
- いばったポーズ
- Oh!No!のポーズ
これらを組み合わせることで、より一酸化窒素(NO)が出やすくなり、結果的に血管若返りにつながるということですね。
というわけで、健康カプセル!ゲンキの時間で解説していた「一酸化窒素が増える、血管若返り運動まとめ」でした。
少しでも参考になったら幸いです。
さらに詳しく「血管を鍛えて健康になる方法」を知りたい方は、今回番組に出演されていた池谷敏郎先生が出している、下記の本を読むことをオススメします。
それでは!
より詳しい「血管を鍛える」解説本はコチラ↓
※池谷敏郎医師の血管ケア最新本↓