【めざましテレビ】プロが伝授!コロナ禍の大掃除の注意点・コツとは?

2020年12月2日放送のめざましテレビ(ココ調)で、コロナ禍の大掃除のやり方・注意点・コツを、掃除のプロと医師が詳しく解説していましたので、内容をまとめました。
コロナ禍の大掃除の感染対策

東京歯科大学市川総合病院・寺嶋毅教授によると、大掃除をするとホコリが舞いやすくなり、そこにウイルスが付着していることもあるので、マスクをしっかり付けて掃除を行うのが大事なんだそうです。
また、目の粘膜から感染するという報告もあり、より徹底的に対策を行う場合には「ゴーグル」も有効と考えられているそうです。
大げさに見えますが、隙間のないゴーグルで、目からの感染の可能性を下げることができます。
カビが大繁殖のエアコン掃除方法
おうち時間が増えてフル稼働のエアコンにはホコリやカビが大繁殖している可能性があり、その掃除方法をプロが解説しました。
まず最初にハンドバキューム等で、フィルターのホコリを吸い取ります。

そして取り外したフィルターはお湯で洗い、さらに中性洗剤とスポンジで優しく洗います。

洗ったあと生乾きのままだとカビの原因になるので、しっかりと乾かしてから取り付けるのが重要なんだそうです。
次に吹出口の奥のカビを掃除するため、ゴムベラにキッチンペーパーを巻きつけ、輪ゴムで止めたものに、アルカリ電解水を吹きかけ、吹出口のカビを拭き取ります。


専門家によると、ゴムベラの湾曲部分がエアコン吹出口の奥にフィットして、しっかり汚れが落ちて掃除がしやすいとのこと。
番組ではルミテスターという汚れを数値化する装置で測った所、掃除前と後では2519→305と大幅に下がっていました。
換気扇(ファン)の掃除方法

寺嶋教授によると、換気扇にもウイルスの付着は認められたと言い、大掃除のときには換気扇もキレイにしたほうが良いとのこと。
そこでプロ直伝の換気扇の掃除の仕方は、まず部品を外して中のファンを取り外します。
このファンに汚れが多いと、重くなって回転数が下がり、換気が不十分になる恐れもあるそう。
なので油汚れをキレイに落とすのが重要なんだそうです。
ファンの油汚れの落とし方は、50度以上のお湯にファンを入れ、そこに大さじ2杯分くらいの重曹を入れて、約20分つけ置きします。
こうすることで、頑固な油汚れもブラシで簡単に落とせるそう。
それでもまだ油汚れが強い場合は、一回ブラシで擦った後に、さらにもう一回重曹でつけ置きすると十分効果を発揮するそうです。

アルコール消毒の盲点は?

寺嶋教授によると、ドアノブや冷蔵庫など、家族がよく触る場所にはウイルスが付着している可能性があるので、キレイにした後にしっかり消毒が必要とのこと。
実はアルコール自体に洗浄力はあまり期待できないため、しっかり汚れを落とした後にアルコールスプレーなどを吹きかけて消毒をするのが重要なんだそうです。

というわけで、2020年12月2日放送のめざましテレビで特集していた、コロナ禍の大掃除のやり方・注意点・コツまとめでした。
それでは!